はじめに
先日iPhoneアプリ
をリリースしました。
このアプリがどのようにして生まれたのかを「Raimyができるまで」と題しまして、数回に分けて書いていこうと思います。
今回このような記事を書こうと思ったのにはキッカケがあります。
リリース後まもなく、札幌のコワーキングスペースGarage labsで、Raimyのプレゼンテーションを発表することになったのです。
発表のために、過去にさかのぼっていろいろ資料を漁っているうちに、このブログを書こうと思い立ったのでした。
記事を書くにあたっては、@cocoponさんの「Lluminoができるまで」という記事を参考にさせていただきました。この記事には、一つのアプリが出来上がるまでの詳細が分かりやすく書かれており、Raimyを作る上でもとても勉強になりました。
Windowsアプリ時代
はじまりは3年前。
ある日唐突に奥さんがいうのです。
「いつでも雨の音が聞けるアプリが欲しい」
当時、僕ら夫婦はiPhoneを持っていたものの、アプリ開発などしたことがありません。アプリを作るのにはMacが必要ですが、それも持っていませんでした。
ふと気がつきました。これはチャンスだと!
雨音アプリを作るという名目でMacを買える!そうすれば自分の考えたアプリをどんどん作って売れる!
…今振り返るとかなり見通しが甘いですが、当時はこんな感じで夢いっぱいでした。
Windowsで試作品を作れたらMacを買ってもいいよ、と奥さんから了承を取り付けました。
そんなこんなで出来たのが、Windows用アプリケーション「雨音アプリ Ver0.01」です。
色々な種類の雨音が入っています。
たしか言語は Visual Basic か Visual C++ でした。
ボタンをクリックすると雨音がループする、という単純なものです。これでMacが買えたのですから安いものです。(奥さんありがとう!)
アプリ自体はといいますと、奥さんはパソコンを立ち上げるのをめんどくさがり、結局一度も使ってくれませんでしたね…。